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RIZIN、総合デビューの把瑠都 レ・バンナと対戦決定

[ 2015年12月11日 12:57 ]

RIZINで対戦する元大関・把瑠都のホーヴェルソン・カイド(左)とジェロム・レ・バンナ

 年末の新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2015」(29、31日、さいたまスーパーアリーナ)の高田統括本部長が11日、フジテレビ「バイキング」に生出演し、追加カードを発表。総合格闘技デビューとなる元大相撲・大関の把瑠都ことカイド・ホーヴェルソン(30)は、ジェロム・レ・バンナ(42)との対戦が決定した。高田本部長は「プライドルールでやります」と説明した。

 角界時代は怪力を生かした豪快な取り口で10年春場所後に大関に昇進し“エストニアの怪人”と呼ばれて人気を集めた元・把瑠都。だが、左膝じん帯などを痛めて2年前の秋場所前に引退した。その後、母国で実業家になった一方で格闘家への夢も捨てなかった。地道に練習を重ね、現役時から30キロも減量して現在は165~170キロとデビュー戦ヘ向けて調整を続けている。

 ◆カイド・ホーヴェルソン 1984年11月5日、エストニア共和国ラクベレ県生まれの30歳。16歳で柔道を始め、03年にエストニアジュニア王者に。ナイトクラブのボディーガードなどを経て04年2月に来日し、三保ケ関部屋に入門。04年夏場所で初土俵を踏み、05年秋場所新十両。06年夏場所で新入幕。その後、師匠の尾上親方の独立で尾上部屋に移籍。優勝1回。家族はロシア人のエレナ夫人。1メートル98。

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