×

世界奪取の木村 一睡もできず「寝たら夢になるんじゃないか」

[ 2015年11月29日 10:41 ]

世界タイトル奪取から一夜明け、喜びを語る木村悠

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級新王者になった木村悠(帝拳)が闘いから一夜明けた29日、仙台市内で記者会見し「長く防衛できる選手になりたい」と長期政権を誓った。

 「寝ちゃったら、夢になるんじゃないかと思った」と前夜は一睡もできなかったが、表情は晴れやか。顔に目立った傷もなかった。商社に勤める32歳のサラリーマンボクサーは、数日後に出社して同僚にタイトル奪取を報告する予定だ。今後の勤務形態を問われると「一番ボクシングに集中できるスタイルでいきたい」と話した。

 また同ジム所属で、5度目の防衛に成功したWBCスーパーフライ級王者のカルロス・クアドラス(メキシコ)は「いつか井上尚弥(大橋)と闘いたい」と夢を語った。

続きを表示

2015年11月29日のニュース