×

三浦、再戦に追い風 激闘世界戦ゴールデンタイム再放送決定

[ 2015年11月25日 05:30 ]

ラスベガスから帰国した三浦隆司

 21日に米ラスベガスで行われたボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで同級1位バルガスに9回TKO負けした前王者・三浦隆司(31=帝拳)が24日、米国から羽田空港着の航空機で帰国。「負けたままじゃ終わりたくない。再戦のチャンスがあればやりたい」と訴えた。

 試合は両者が激しい打ち合いを展開。三浦が4回にダウンを奪い、8回にもKO寸前まで追い込みながら、9回にダウンを奪われ逆転負け。劇的な幕切れにWBCや主催したゴールデンボーイ・プロモーション関係者が「リマッチ」を望んだ。

 試合をPPV(ペイ・パー・ビュー)中継した米ケーブルテレビ局HBOは視聴者からの「凄い殴り合いだった」「しびれた」という声を受け、三浦―バルガス戦を含む2試合を28日にゴールデンタイムで再放送することを決めた。

 敗れはしたが、日本人で初めてPPVに起用された一戦で評価を高め、より多くの視聴世帯数が見込まれる無料放送で反響が上がれば、再戦実現の可能性は高まるばかり。「結果を出したかった」と話す三浦に再びチャンスが与えられることになりそうだ。

続きを表示

2015年11月25日のニュース