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華麗に“変身”人母美 白無垢のちセクシー黄金水着で計量パス

[ 2015年11月11日 05:30 ]

シール水着で計量を終えた高野人母美(右)と王者ベルムデス

WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ 挑戦者・高野人母美―王者ダニエラ・ベルムデス

(11月11日 後楽園ホール)
 女子ダブル世界戦の調印式と前日計量が都内で行われ、世界初挑戦のモデルボクサー高野はリミットいっぱいの52・1キロで一発パスした。調印式には「ボクシングを始めた原点に戻って純粋なものを考えた。日本の良さも出したかった」と白無垢(むく)の花嫁衣装で登場。計量では「トレーナーから“リングでは力まず、泳いでいる感じで戦え”と言われた」と黄金の昇り龍を模したセクシーな「シール水着」で計量台に乗った。

 2階級下げての世界挑戦で11キロの減量に苦しんだ。計量前日は一睡もできず氷を口に含んで渇きを癒やしたが、グローブは昨年の大みそかに試合会場が一緒だった強打者リゴンドー(キューバ)に憧れ、米グラント社製を選択。「殴り合いを見に来てください。みっともない試合はしたくないし、逃げたくないです」。打撃戦で世界を獲る覚悟だ。

 ▼ベルムデス(高野の衣装は)あまり気にしていなかったが、きれいだった。KOは考えずにいきたい。KOは事故のようなものだし弱い相手はいないので。(400グラムアンダーの51.7キロで計量をパス)

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