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興毅、王者・河野に言いたい放題「オーラがないし、震えてた」

[ 2015年10月16日 05:30 ]

シカゴで会見した亀田興毅(右)と河野公平(C)亀田プロモーション

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・河野公平―同級2位・亀田興毅

(10月16日 米シカゴ・UICパビリオン)
 WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチの公式会見が14日、米シカゴ市内で行われ、日本初の4階級制覇を狙う挑戦者の亀田興毅(28)は壇上でカンペを見ながら英語でスピーチし「ファンに素晴らしい試合を見せることを約束する。4階級制覇王者になります」と高らかに宣言した。

 その後の囲み取材でも舌好調だ。壇上で数秒間にらみ合った王者・河野公平(34=ワタナベ)について「オーラがないし、緊張しすぎ。震えてた。びっくりしたな。何をおびえているのかな、と。俺を前にして足がすくんでしもたんやな」と言いたい放題。現地のオッズメーカーの倍率は興毅勝利が1・11~1・14倍、河野勝利が5・5~6倍で、圧倒的に興毅優位と見られている。うれしい高評価に「予想は自分が不利な方が面白いのになぁ。それがいいプレッシャーにもなるのに」と余裕たっぷりだ。

 日本人同士では異例の米国開催となった、自身1年11カ月ぶりの世界戦。「(河野が)俺に勝てることがない。あすは勝ち方の問題。米国のファンに“亀田は強い”と思われる試合をする」とどこまでも自信たっぷりに言い放った。

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2015年10月16日のニュース