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和気、IBF王者防衛戦視察へ出発 米リング上がり「爪痕残す」

[ 2015年7月17日 05:30 ]

米国へ出発したリーゼントボクサーの和気

 ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(英国)の2度目の防衛戦(18日、米テキサス州)を視察するため、次期指名挑戦者となっている同級1位の和気慎吾(27=古口)が16日、成田空港から米国へ出発した。

 年内にも王者と同13位アレハンドロ・ゴンザレス・ジュニア(メキシコ)の勝者に挑戦することが確実。6月の挑戦者決定戦に勝利した余韻が残る中、「試合を見ることで意識も変わってくる」とモチベーションを求めて人生初となる米本土上陸を果たす。試合後には“先制攻撃”の青写真を描いており「呼ばれなくてもリングに上がってやる。少しでも爪痕を残して帰ってやるつもり」と予告。トレードマークのリーゼントをバッチリ決めてリングに上がり「次は俺がチャンピオンだ」と英語で吠える予定だ。

 スーツケースにはグローブなどギアを詰め込み「技術的にも成長して帰って来られれば」と意欲。試合翌日にはロサンゼルスに向かい、元世界6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)も練習を行うワイルドカードで腕を磨くプランで「本場のロスで世界のレベルを感じてこようと思う」と語った。

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2015年7月17日のニュース