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恒成 シューズ受け継ぎ、恩師の“リベンジ”成功!

[ 2015年5月31日 05:30 ]

田中恒成選手の応援に駆けつけた恩師の石原英康さん

WBO世界ミニマム級王座決定戦 ○同級2位・田中恒成 判定3―0 ●同級1位・フリアン・イエドラス

(5月30日 愛知・パークアリーナ小牧)
 田中が大一番で選んだシューズは、中京高時代、ボクシング部部長の石原氏から譲り受けたものだった。

 プロになって初めてこのシューズを履いた。「ともに戦うということです。僕は世界戦初挑戦だけど、リベンジのような気持ち。相手も同じメキシコ人です」。04年5月のWBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦。石原氏はこのシューズでリングに上がり、メキシコのカスティーリョに11回TKO負けした。田中は「いつかこれで世界を獲れたらと思っていた」と語った。リングサイドで見守った石原氏も感無量の面持ちだった。

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2015年5月31日のニュース