田中の世界戦 高山がエール「ぜひ勝ってもらいたい」
WBO世界ミニマム級王座決定戦( 同級1位・フリアン・イエドラス―同級2位・田中恒成
(5月30日 愛知・パークアリーナ小牧)
田中が国内最速のプロ5戦目で世界王座を獲得すれば、次の大きな標的はIBF世界ミニマム級王者・高山勝成(32=仲里)との統一戦となる。28日は名古屋市内のジムで元世界王者の飯田覚士、星野敬太郎の両氏と一緒に現役の高山が試合展開を予想した。
「ぜひ勝ってもらいたい」とエールを送った上で「高校生の自分、大学生の恒成君で名古屋からボクシング盛り上げたい」と2つのベルトを懸けた頂上決戦を呼び掛けた。
実現すれば12年6月にWBC王者の井岡一翔(井岡)対WBA王者の八重樫東(大橋)以来の日本人王者同士による統一戦。畑中清詞会長も「時期は分からないが、近い将来にはやるだろう」と前向きに話した。
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