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次戦で米進出 村田“世紀の対決”に刺激「そういう舞台に殴り込みたい」

[ 2015年5月2日 11:40 ]

KO勝利から一夜明け、笑顔を見せる三浦(左)と村田

 ボクシングの73・4キロ契約10回戦でWBO世界ミドル級15位ドウグラス・ダミアン・アタイジ(24=ブラジル)に5回TKO勝ちした同級7位・村田諒太(29=帝拳)が快勝から一夜明けた2日、都内で会見した。

 今夏予定の次戦で米国進出する村田は「結果的にKOで勝てたことにうれしく思う。倒したい気持ちもあって硬くなったところもあった。課題も見えたのでこれから先が楽しみ」と語った。

 世界6階級制覇王者パッキャオと同5階級制覇王メイウェザーが激突するWBC世界ウエルター級タイトルマッチ(2日、米ラスベガス)についても言及。「ボクシングだけでなくスポーツ史の歴史に残る試合。この試合が凡戦かいい試合になるかでボクシング界が左右される。そういう舞台に殴り込みたい」と語った。

 3回TKOで4度目の防衛に成功したWBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(30=帝拳)は「ガツンと左出したらうまく当たった。(言葉で表すと)ボンバー」と笑顔。次戦は海外での統一戦を見据えており、帝拳ジムの浜田代表は「(WBO世界同級王者)マルティネスは候補の一つ」とプエルトリコのファイターの名前を挙げた。

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2015年5月2日のニュース