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“世紀の対決”賭け金も桁違い 最大で96億円に!?

[ 2015年5月2日 07:30 ]

記者会見でポーズを取るメイウェザー(左)とパッキャオ=米ラスベガス(AP)

 “世紀の対決”と呼ばれているボクシングの世界ウエルター級タイトルマッチ(2日・ラスベガス)を前にして、各ブックメーカーが賭け金の大量流入にうれしい悲鳴を上げている。試合直前までにラスベガス市内のブックメーカーに落とされる賭け金は最大で8000万ドル(約96億円)に達するとみられており、NFLスーパーボウルをしのぐ勢いを見せ始めた。

 ただし異変も発生。ウィリアムヒル社で有利とされているのはフロイド・メイウェザー(38=米国)でオッズは1・5倍。対戦するマニー・パッキャオ(36=フィリピン)は2・7倍と格下扱いになっている。

 ところがパッキャオに1人で50万ドル(約6000万円)を投じるギャンブラーが現れるなど、6割が“格下”を支持。あるブックメーカーは「特需ではあるがこんな現象は経験したことがない」と困惑気味だ。賭け金の額ではパッキャオがメイウェザーを“KO”した形となっている。

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