高山初防衛戦へ大人の調整法　スパーは全盛期の半分以下に

初防衛戦に向け練習するＩＢＦミニマム級王者の高山勝成

　ＩＢＦ世界ミニマム級王者の高山勝成（３１＝仲里）が２２日に大阪府立体育会館で行われる同級９位ファーラン・サックリン・ジュニア（２１＝タイ）との初防衛戦に向けて大阪市内で練習を公開した。

　先月、東京でフィジカルを鍛えた３１歳の王者は「走り込みと違って膝や足首を痛めない」と年齢を考慮し、エアロバイクで太腿、尻、心肺機能を強化。スパーリングも「技術的なことを確認できれば」と全盛期の半分以下の４０～５０回に抑え、ケガのリスクを排除した大人の調整法で備える。