×

八重樫、現役続行表明…5月復帰戦「もう一度世界王者目指す」

[ 2015年3月7日 05:30 ]

ミット打ちを繰り返す八重樫

 ボクシング元世界2階級王者の八重樫東(32=大橋)は横浜市内で会見し、現役続行を表明した。5月上旬にスーパーフライ級に階級を上げて復帰戦を行う予定。

 八重樫は昨年末のWBCライトフライ級王座決定戦でペドロ・ゲバラ(メキシコ)にKO負け。一時は引退も考えていた。1月には所属ジムの大橋秀行会長に現役続行を直訴。「進退についてあやふやにしてきたが、もう一度世界王者を目指す」と正式に表明した。

 大橋会長は「ライトフライに挑戦させたのは私の判断ミス。体を大きくした方が力強さは出る」と階級を2つ上げる理由を説明。スーパーフライ級には同門のWBO王者・井上尚弥(21)やWBA王者・河野公平(34=ワタナベ)がいる。八重樫は「いばらの道だが、井上ら若手も育って自分もどれだけできるかやりたい」と前向きだった。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月7日のニュース