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長谷川 ケガ“即引退”覚悟…背水の思いで沖縄キャンプ入り

[ 2015年2月8日 05:30 ]

元世界2階級王者の長谷川穂積(左)は練習パートナーとともに神戸空港から沖縄キャンプへ出発

 プロボクシングの元世界2階級制覇の長谷川穂積(34=真正)が背水の思いでキャンプ地の沖縄入りした。5月開催を目指す復帰戦に向けた1次キャンプで、1週間、下半身強化に取り組む。出発前の神戸空港では「ケガをしたらそれも実力。ハプニングを起こさないように行動しないといけない。それが(現役続行の)査定になりますから」とキッパリ。キャンプ中に故障した場合、復帰戦を待たずに引退する覚悟も示した。

 昨年4月の世界戦で7回TKO負け。進退を保留し、1月に現役続行を表明した。周囲から励ましを受けたが、34歳という年齢ゆえにエールばかりではなかった。「それぐらい、続けるということはイバラの道ということ」。試合はフェザー級で、世界ランク上位を中心に交渉中。完璧に仕上げて強さを証明する。

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2015年2月8日のニュース