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中邑 本家ボマイェさく裂!異能派対決勝利にも「やばかった」

[ 2015年1月5日 05:30 ]

飯伏を絞め上げる中邑(左)

新日本プロレス レッスルキングダム9

(1月4日 東京ドーム)
 IWGPインターコンチネンタル王者の中邑が日本屈指の異能派レスラー対決を制した。飯伏相手の防衛戦は、序盤から互いが足で顔を踏みつけたり、グーパンチで殴り合ったりと常識を超えたプロレスを展開。15分を過ぎると、自身の必殺技ボマイェ(膝蹴り)を浴びせられるなど挑発的な攻撃を受けた。だが、最後は本家本元の右足のボマイェをさく裂させ、20分12秒でケリをつけた。

 試合後はリング上でマイクを握り「やっば~い。やば~い。(頭が)真っ白だ。うっそ~。もう少しで真っ白だった」などと独特の言い回しで喜びを表現。会見場では「やばかった」と素直に振り返った。飯伏は昨年ジュニアからヘビーへ転向し“ゴールデンスター”と呼ばれる逸材だけに「紛れもないプロフェッショナル。あんなにやばい、自分にとって特別な相手はそうはいない。自分が高揚する。お世辞抜きで」と称賛した。

 名勝負として期待が高まる相手だが、再戦については「当分置いといてください」と完全燃焼したことを強調した。だが、15年の抱負を尋ねられると「刺激、変化が欲しい。新しい中邑真輔に変身したい。もっと深く濃くしたい」と意欲十分だった。

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2015年1月5日のニュース