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史上初の日本5階級制覇達成 湯場忠志が引退報告

[ 2015年1月4日 13:35 ]

07年12月、日本ウエルター級タイトルマッチでKO勝ちし、2度目の防衛に成功した湯場忠志

 史上初の日本5階級制覇を達成したプロボクサーの湯場忠志(37=都城レオスポーツ)が自身のブログで現役引退を報告した。

 2日付のブログで、2月10日に東京・後楽園ホールで引退式と引退スパーリングを行うことを発表。「日本五階級制覇。 ある日から世界を諦めこの記録の為だけに頑張ってきました。17歳でボクシングに出会いもう20年。早かった。本当に」とボクシング人生を振り返り、「長い間ご声援頂いた皆様方本当に本当にありがとうございました」と周囲のサポートやファンに感謝の言葉を述べている。

 湯場は2000年に日本ライト級王座を獲得すると、02年にスーパーライト級、05年にウエルター級、12年には日本ミドル級王座決定戦でKO勝ちして史上初めて日本タイトルの4階級制覇を達成。13年8月には切間庸裕(折尾)との日本スーパーウエルター級王座決定戦で1回KO勝ちし、自身の最多記録を更新する日本5階級制覇に成功した。TKO負けを喫した昨年12月18日の東洋太平洋スーパーウエルター級王座決定戦が最後の試合となった。

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2015年1月4日のニュース