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八重樫 ボディーで沈んだ…7回KO負けで世界3階級制覇ならず

[ 2014年12月30日 19:51 ]

左ボディーでダウンし、表情をゆがめる八重樫

WBC世界ライトフライ級王座決定戦 同級1位・ペドロ・ゲバラ KO7回2分45秒 同級3位・八重樫東

(12月30日 東京体育館)
 プロボクシングのWBC世界ライトフライ級王座決定戦が30日、東京体育館で行われ、同級3位・八重樫東(31=大橋)は同級1位のペドロ・ゲバラ((25=メキシコ)に7回2分45秒、KO負けし、日本人2人目となる世界王座の3階級制覇はならなかった。

 八重樫は2回、右ストレートでゲバラの右目上から出血させたが、フットワークを駆使し距離をとって戦う相手に苦戦。6回には右クロスを被弾し、足が止まると連打をまとめられた。7回、ダメージが残る八重樫はゲバラの強烈な左ボディーでしゃがみこむようにダウン。そのまま10カウントを聞いた。

 八重樫はWBAミニマム級、WBCフライ級に続く世界王座獲得を逃し、亀田興毅に続く日本人2人目の世界3階級制覇はならなかった。

 通算戦績はそれぞれ八重樫の25戦20勝10KO5敗、ゲバラの26戦24勝16KO1敗1分け。

 ▼ペドロ・ゲバラの話 今はとてもうれしい。大好きな日本の地で夢がかなった。八重樫は好戦的で素晴らしいボクサー。偉大な王者だった。

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