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高山 ステーキで素敵に勝つ“食べたいだけ食べる”仰天調整

[ 2014年12月30日 05:30 ]

大平戦の練習を打ち上げた高山

IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦 高山勝成 VS 大平剛

(12月31日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 大みそかに大平との王座決定戦に臨む高山が29日、大阪市内で練習を打ち上げ。仰天調整で決戦に臨むことを明かした。

 食べたい物を食べたいだけ食べる―。“ボクサー=節制”の常識を高山が打ち破った。「食べて、その分しっかり動きました。食べる時に一気に食べてお腹が満たされると、6~8時間経ってもお腹がすかない。喉も渇かないです」

 口にしたものを聞いて驚くことなかれ。「ステーキ、会席料理、新鮮な魚、かに、ソフトクリーム、わらび餅…」。結構な豪華メニューだ。ステーキに至っては週2回のペースで食べ、多い時で300グラムをほおばることも…。昼と夜の1日2食。体重の推移を見守りながら、食べていいと判断した時は遠慮なく箸を伸ばした。

 世界戦14度目にして初めての調整は順調で、試合2日前にしてリミットの47・6キロを100~200グラム下回っている。動きも軽快。中出トレーナーは「ピーキングは成功」と、世界初のミニマム級4団体制覇に太鼓判を押した。相手の必殺フック「花形スペシャル」の対策もバッチリ。さあ、ベルトをいただきま~す。

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2014年12月30日のニュース