高山 日本初4団体制覇は“冬休み宿題” 31歳高校生勝利誓う

[ 2014年12月26日 05:30 ]

予備検診を終えてファイティングポーズの高山(左)と大平

プロボクシングIBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦 高山勝成―大平剛

(12月31日 ボディメーカーコロシアム)
 大みそかに大阪で行われる世界タイトルマッチ2試合の予備検診が25日、都内で行われた。IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦に臨む元WBC、WBA、IBF同級王者の高山勝成(31=仲里)は、今春入学した菊華高(愛知)の先生と同級生から集合写真入りの横断幕をクリスマスプレゼントとして贈られて気合十分。ともに勉学に励む仲間たちの激励を受け、日本初の主要4団体制覇という“冬休みの宿題”に挑む。

 国内外合わせて14度目の世界戦に臨む高山は落ち着き払っていた。検診の数値は5月の試合とほぼ同じだったものの、指導を受けるトレーナーのケビン山崎氏の下、「できるだけ体の大きさを変えずに芯を強くするトレーニングをしてきた。うまく調整できたと思う」という。11月の対戦発表以来の顔合わせとなった世界初挑戦の大平を「前回よりだいぶシャープになって、コンディションもいいんでしょう」と持ち上げる余裕だった。

 ベテランには今回、燃える材料もある。教員免許を取得するため4月に30歳で入学した菊華高から届いた、激励の横断幕だ。高山は5月に試合があったため入学直後の写真撮影に参加できず、試合後にあらためてクラスの集合写真を撮った。横断幕にはその写真が大きくプリントされ、「己に勝て!」の文字が入っている。IBF王座を失った8月のWBO王者ロドリゲス(メキシコ)との統一戦では寄せ書きをもらったが、今回は1年5組の一人一人の顔が見られる激励アイテムだ。

 「最高のクリスマスプレゼントを頂いた。凄くうれしい。5組のみんなで戦おうというメッセージだと思う。気合が入ります」。当日は先生約30人が名古屋から駆けつける予定で、同級生たちからも「応援に行く」との連絡がLINEで続々と入っているという。24日まで和歌山・白浜へ2泊3日の温泉旅行へ出かけてリフレッシュ。疲労も取れ、残すは微調整だけだ。8月の統一戦が米スポーツ専門誌から年間最高試合に選ばれたが、「大みそかが本当の最高試合になると信じている」と高山。WBOを含む2つのベルト奪取での4団体制覇へ、31歳の高校1年生は「冬休みの宿題は、この戦いに勝つこと」と位置づけた。

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