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V3から一夜…三浦 内山戦は4月か5月 浜田代表が「希望」

[ 2014年11月24日 05:30 ]

3度目の防衛を報じるスポニチ本紙を手に笑顔の三浦

 WBC世界スーパーフェザー級王者の三浦隆司(30=帝拳)は3度目の防衛成功から一夜明けて都内で会見し「(4回に)右フックをガツンと当てたら(左目上が)パカッと割れたのが印象に残っている」と傷一つないきれいな顔で振り返った。

 熱望するWBA王者の内山高志(ワタナベ)との団体王座統一戦は、内山が大みそかの9度目の防衛戦をクリアしてから交渉に入る予定。帝拳ジムの浜田剛史代表は「内山君と対戦できれば一番いい。4月か5月が希望です」と来春の実現を目指す意向を示した。

 昨年は3試合のハード日程をこなしたため、11カ月の試合間隔を空けた。今回は守備技術が向上し「今までで一番ダメージは少ない」ため、長期の休養は必要ないと判断した。11年1月に内山に完敗している王者は「次は燃える試合になる。今まで以上に練習して強くならないといけない」と次戦を見据えた。

 今後は実家の秋田で離れて暮らす2人の子供たちと家族水入らずの時間を過ごす予定。「きょうも上野動物園に連れて行ってと言われてるんです」。雪辱の舞台へ向けて、家族サービスをしながら充電していく。

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2014年11月24日のニュース