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しずちゃん判定で1回戦敗退 天国の梅津氏に成長見せられず

[ 2014年11月20日 05:30 ]

ミドル級1回戦でエジプト選手(右)のパンチを浴びる山崎

アマチュアボクシング女子世界選手権

(11月19日 韓国・済州島)
 タレントの「しずちゃん」ことミドル級の山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)は19日の1回戦でエジプト選手に0―3で判定負けした。山崎は距離を詰めて上下にパンチをまとめ、相手を棒立ちにさせる場面もあったが、2回にダウンを喫してペースを握れなかった。フライ級の釘宮智子(芦屋大職)も2回戦でイタリア選手に判定で敗れた。

 判定負けの山崎は、トレーナーとして指導を受け、昨年亡くなった故梅津正彦氏への思いを口にした。「どれだけ成長したかを見せたかったのに情けない。悲しんでいると思う」とうつむいた。

 東京での合宿で胸部を疲労骨折していたが言い訳にはしなかった。樋山監督は「痛みがあればタオルを投げようと思っていたけどよう頑張った」。12月の全日本女子選手権で対戦相手がいるかは不透明。2年後の五輪を目指すためには試合不足の解消も必要で「このままでは駄目。もっと考えて練習しないと」と危機感を募らせた。

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2014年11月20日のニュース