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八重樫12・30「3階級制覇」挑戦!Lフライ級で“難関”突破を

[ 2014年11月11日 05:30 ]

松本トレーナーの持つミットに左アッパーを叩き込む八重樫

WBC世界ライトフライ級王座決定戦 同級1位・ペドロ・ゲバラ VS 同級3位・八重樫東

(12月30日 東京体育館)
 ボクシングの大橋ジムは前WBC世界フライ級王者の八重樫東が12月30日、東京体育館でWBC世界ライトフライ級王座決定戦に出場すると発表した。スーパーフライ級で世界挑戦する井上尚弥が返上して空位になった同王座を懸けて、同級3位の八重樫は同級1位のゲバラと対戦する。

 9月に怪物ゴンサレスに敗れてベルトを失ってから2カ月、再起戦がミニマム、フライに続く3階級制覇挑戦に決まり「凄く運がある」と素直に喜んだ。

 待ち受けるのは厳しい戦いだ。過去3階級制覇に挑んだ日本人は井岡一翔ら5人いるが、成功したのは亀田興毅だけ。さらにバンタム→スーパーフェザー→フェザーと階級を変えて失敗した長谷川穂積のように、階級を一度上げてから下げる挑戦は調整が難しい。だが、難関だからこそ激闘王の挑戦意欲はかき立てられる。

 「名選手が上げて下げて失敗している。それができたら達成感がある。減量は6キロから8キロになってきついけれど、大丈夫」。今回の戦いは相手の対策以上にコンディションづくりが大きなテーマになる。 

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