カシアス内藤Ｊｒが２度目防衛も…ＫＯできず反省「５０点」

２度目の防衛に成功した内藤律樹

日本スーパーフェザー級タイトルマッチ１０回戦

（10月13日 後楽園ホール）
　日本スーパーフェザー級王者の内藤が大差の判定で江藤を下し、２度目の防衛に成功した。

　作家沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公の元東洋ミドル級王者、カシアス内藤氏の長男は初回に鼻の上部を切って流血。だが、７回に左フックを浴びたピンチ以外は終始スピードと手数で圧倒した。

　「アクシデントに対応できたのは良かったけれど、倒せなかったので５０点」。デビュー１１連勝だが、最近６戦でＫＯはわずか１回だけに反省も忘れなかった。