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井上、王座返上し転級を明言 八重樫は3階級制覇も視野

[ 2014年9月6日 18:08 ]

世界戦から一夜明け、ポーズをとる井上尚弥(左)と八重樫東

 世界ボクシング評議会(WBC)タイトルマッチで初防衛に成功したライトフライ級王者の井上尚弥とフライ級王座4度目の防衛に失敗した八重樫東(ともに大橋)が試合から一夜明けた6日、横浜市の所属ジムで記者会見し、井上は王座を返上してフライ級へ転級することを明言し「最強のチャンピオンになってビッグマッチをやっていきたい」と気持ちを新たにした。

 井上は次戦については決まっていないが、将来的には八重樫にTKO勝ちした40戦全勝のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦に意欲を見せる。「初黒星をつけて、八重樫さんの借りを返したい」と力強かった。

 激闘の末に敗れた八重樫の顔は傷だらけだった。転級による3階級制覇も視野に入れており「みんながわくわくするような試合をやっていければいい」と穏やかに語った。

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2014年9月6日のニュース