前ＩＢＦ王者・高山が帰国　今後は「気持ち次第」

　国際ボクシング連盟（ＩＢＦ）と世界ボクシング機構（ＷＢＯ）のミニマム級王座統一戦（９日・メキシコ）に判定で敗れ、日本初の主要４団体制覇を逃した前ＩＢＦチャンピオンの高山勝成（仲里）が１２日、関西空港に帰国し「４団体制覇の悲願は達成できなかったが、ファイターとしての仕事はしてきた」と、激しく打ち合ったフランシスコ・ロドリゲス（メキシコ）戦を振り返った。

　王座を失った３１歳のベテランは、今後について「まずは体を休めたい。まだ燃え尽きてはいない。（現役続行は）自分の意欲、気持ち次第だと思う」と話した。