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村田諒太が渡米 ミドル級最強王者とスパー予定“楽しみ”

[ 2014年7月9日 05:30 ]

会見後にポーズをとる村田

 ロンドン五輪ミドル級金メダリストでプロボクサーの村田諒太(28=三迫)が約2週間の合宿のため、成田から米ロサンゼルスへ出発した。

 今回の目的は試合へ向けた練習ではなく、世界王者の練習視察。「世界のトップ選手がどんな練習をしているのか勉強したい」。まずは現役ミドル級最強と言われ、今月末の11度目の防衛戦に向けてカリフォルニア州の高地ビッグベアで調整するWBAスーパー王者のゲンナジー・ゴロフキン(32=カザフスタン)の合宿に合流する。チャンスがあれば、スパーリングを行う予定で「(声が掛かれば)もちろんやります。自信をつけるか、失うかはやってみないと分からない」と楽しみにしている。

 さらにWBO王者のピーター・クイリン(31=米国)が練習するジムにも出向く予定だ。村田をサポートする帝拳ジムの本田明彦会長は「(世界王者と)どれくらい違うのか、どれだけ近いのかを感じる場になる」と語り、来年末の世界挑戦を目指す村田にとっては格好の腕試しの場になりそうだ。今秋に予定されるプロ5戦目は今月末にも決まる見込みだ。

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2014年7月9日のニュース