村田 来秋にも世界挑戦 7戦目に米で対世界ランカー戦
ミドル級10回戦 村田諒太―ヘスス・ネリオ
(5月22日 島津アリーナ京都)
ロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太が来秋にも世界挑戦する。プロ第4戦に向け20日に京都市内で会見を行い、陣営は世界挑戦までの青写真を明かした。
プロ転向後は3連続KO勝利と順調にキャリアを積んでおり、今回勝てば世界王者への道筋はさらに明確になる。9月予定の次戦は、テレビ放送枠の問題で米興行大手トップランク社のシンガポール興行ではなくなる可能性も出てきたが、年内は2戦行う予定。マッチメークなどでサポートする帝拳ジムの本田明彦会長は「来年の米国が勝負になる」と来春の7戦目は米国内で世界ランカーと対戦させることを明言した。勝てば世界ランキング入りし、上位選手との対戦を挟み「うまくいけば来年中に世界挑戦までいきたい」と来秋以降の9戦目か10戦目で世界挑戦させるプランだ。
世界につながるプロ4戦目。村田は初めて顔を合わせたネリオについて聞かれると「映像よりいい男。でも僕の方が格好いいですよね」とジョークを飛ばし笑いを誘った。減量中でも余裕たっぷりで「最高の状態」と仕上がりに自信。「前に出て上下に打ち分け、最終的には倒したい」とKO勝利を誓った。
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