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高山 近大で9ラウンドスパー披露「お手本を見せなければ」

[ 2014年4月10日 05:30 ]

ダブル世界戦 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・高山勝成(仲里)VS同級10位・小野心(ワタナベ)

(5月7日 ボディメーカーコロシアム)
 王者の高山勝成が9日、東大阪市の近大ボクシング部で次期防衛戦に向けた初スパーに臨んだ。

 挑戦者の小野はサウスポー。そのため、陣営は練習拠点の関西でテクニックのあるサウスポーを探していた。それを聞いた同部の赤井英和総監督(54)が「いいのがいる」と声を掛け、越境スパーが実現。同部は先日、元WBA世界スーパーフライ級王者・名城信男(32)がヘッドコーチに就任。元世界王者の目前で緊張感を持って練習できるメリットもある。

 高山は昨年の高校総体8強のサウスポー、大杉翔太らと、9ラウンドのロングスパー。格の違いを見せる一方、後半はパンチをもらう場面もあった。練習後、部員から質問攻めにあった高山は「向上心がある。世界戦でお手本を見せなければいけないと思った」と決意を新た。来週以降も同部での練習日を設ける。

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2014年4月10日のニュース