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井上「記憶に残る選手に」 八重樫次戦へ意欲「一番高い壁登りたい」

[ 2014年4月7日 16:54 ]

WBCダブル世界戦から一夜明け、記者会見でポーズを取るライトフライ級王者の井上尚弥(左)と、フライ級王者の八重樫東。中央は大橋秀行会長

 ボクシングWBCのダブル世界戦でライトフライ級王者になった井上尚弥とフライ級3度目の防衛を果たした八重樫東(ともに大橋)が試合から一夜明けた7日、横浜市内で記者会見した。日本選手最速のプロ6戦目で奪取し、10日で21歳になる井上は「あんなに喜んだのは生まれて初めて。記憶に残る選手になりたい」と余韻に浸った。

 早朝からテレビ出演があり、眠ったのは1時間ほど。顔や拳はきれいだった。今後は減量の厳しさを考慮し、王座を返上して階級を上げるか協議する。3月中旬にインフルエンザに感染するなどの逆境をはねのけ、トレーナーの父真吾さんは「三回りぐらい強いチャンピオンにしたい」と話した。

 八重樫は次戦で、39戦全勝のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との対戦が決定的。「ボクシングをやってきた中で一番高い壁になる。それを登りたい」と意気込んだ。

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2014年4月7日のニュース