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IBFミニマム級王者・高山が高校入学 教員、指導者目指す

[ 2014年4月7日 11:38 ]

私立菊華高校の入学式を終え、記者の質問に答える高山勝成

 教員免許取得などを目指し、30歳で高校に入学することになった国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級世界チャンピオンの高山勝成選手が7日、私立菊華高(名古屋市守山区)の入学式に出席した。

 高山選手は中学卒業後にボクシングの世界に入った。菊華高では普通科の、専門的な体育授業があるスポーツアクトコースで学ぶ。式終了後、取材に応じ「学べることがうれしい。学んだことをボクシングにつなげ、(将来は)指導者になりたい」と話していた。

 高山選手は紺色ブレザーの制服姿で、10代半ばの1年生約320人とともに出席。隣の生徒と談笑する姿も見られた。山岸鳴門校長の「多くの経験をみずみずしい心で受け止めてほしい」とのあいさつを、背筋を伸ばし緊張した面持ちで聞き入っていた。

 高山選手は2000年10月にプロデビューした。05年4月に世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級王座を獲得。13年3月、IBFミニマム級王座を奪取した。

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2014年4月7日のニュース