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大橋会長感涙 悲願の“壁破った”井上に「凄えなあ」

[ 2014年4月7日 10:48 ]

井上(手前)に駆け寄る大橋会長(左)
Photo By スポニチ

プロボクシングWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 井上尚弥 TKO6回2分54秒 王者アドリアン・エルナンデス

(4月6日 東京・大田区総合体育館)
 井上の所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「50年以上の歴史を打ち破ってくれた。凄えなあ。感無量です」と目に涙を浮かべ、大橋ファミリー悲願の日本人最短世界王座奪取記録を喜んだ。

 恩師のヨネクラジム米倉健治会長が59年、自身は86年、弟子の八重樫東は07年にいずれも7戦目で世界挑戦して失敗。その後に井岡一翔が新記録を達成していた。同会長が最初に挑戦したタイトルが井上が今回獲得したWBCライトフライ級というのも縁がある。井上のアクシデントを乗り越えてのKO劇に「(足がつって)甘くないなと思ったけれど、そこで勝負かけられた。さすがです。これがボクシングです」と胸を張った。

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