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八重樫 先月死去恩人にリング上で感謝

[ 2014年4月7日 05:30 ]

9回、右でサレタを倒す八重樫

プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・八重樫東 KO9回2分14秒 オディロン・サレタ

(4月6日 東京・大田区総合体育館)
 試合を決めたパンチについて、八重樫は「春原(すのはら)さんが打たせてくれた」と振り返った。

 専門誌ボクシング・ビートの春原俊樹記者が先月30日、胃がんによる肝機能腎機能停止のため57歳の若さで死去。駆け出しの頃からお世話になっていたが、試合を控えて今月2日の告別式に出席できなかった。リング上で故人に感謝を述べた王者は「喪章を着けたかったけど“着けなくていいよ”と言われると思った。勝ったらリングで言おうと思っていた」としみじみと話した。

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2014年4月7日のニュース