森嶋猛　ＧＨＣヘビー級王座返り咲き　永田裕志と初防衛戦濃厚

　プロレスのノア後楽園大会のメーンで行われたＧＨＣヘビー級選手権は、挑戦者の森嶋猛（３５）が王者のＫＥＮＴＡ（３２）を下して約１年ぶり３度目の王座に返り咲いた。挑戦者のパワー殺法に対して小柄な王者は急所を突く打撃で対抗。２０分すぎから森嶋のパワーが勝り、王者を岩石落としからの片エビ固めで仕留めた。

　ベルトを取り返した森嶋は「強い王者に勝てて良かった」と安どの表情。続けて「ベルトを獲ったんだ。誰かいないのか」と次期挑戦者を呼びかけた。するとノアに参戦中の新日本の永田裕志（４５）が登場。昨年１１月のグローバル・リーグ戦決勝で敗れた相手から「リベンジしたくないか」と挑発を受け、森嶋は「次の後楽園でいいか。かかってこい」と応戦。２月８日の後楽園大会での対戦が濃厚となった。