2013年ボクシング界総括 王座乱立の弊害「試合レベル低い」の声も

[ 2014年1月2日 05:30 ]

 13年の日本ジム所属選手の世界戦(日本ボクシングコミッション公認)は過去最多26試合(11年)を大幅に上回る34試合だった。従来のWBA、WBCに加えて、4月にWBOとIBFを承認した結果で、世界王者も一時は最大で10人を数えた。

 また、ロンドン五輪金メダリスト村田諒太のプロ転向も注目を集め、日本プロボクシング協会の大橋秀行会長は「複数の王者がいることで、テレビのゴールデンタイムで世界戦を供給できた。ここで顔を覚えてもらえればいい」とボクシング人気回復の足がかりを得たことを今年の収穫に挙げた。

 同会長は「王者の試合のレベルが低いという意見も耳にする」と話し、王座乱立の弊害があるのも事実。また、12月の亀田大毅のIBF・WBO王座統一戦ではIBF立会人が見解を覆して「負けて王座保持」となって混乱する問題も起きた。課題も多いが、同会長は「14年は年に数回、王座統一戦を実現したい」と新たな目標を掲げた。

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