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三浦 V2戦へ減量順調!切れ切れパンチでKO宣言

[ 2013年12月26日 05:30 ]

葛西トレーナー(左)の持つミットにパンチを叩き込む三浦

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者・三浦隆司-同級2位・ダンテ・ハルドン

(12月31日 東京・大田区総合体育館)
 大みそかに2度目の防衛戦に臨む王者・三浦隆司(29=帝拳)が都内で練習を公開した。試合6日前で減量は早くもリミットまで500グラムと順調に進んでいる。多くの選手はこの時期2~4キロの減量があり厳しい食事制限をするが、三浦は前夜も和牛の高級部位「みすじ」100グラムとおにぎりを食べるなど「無理して落としていない。調子のいい証拠」と体重づくりは万全だ。

 不思議なことに体重が軽くなって、パンチ力が増しているという。葛西裕一トレーナーは「体の切れが出てきた。2~3キロ多い時よりも速さもあるし、力も伝わってくる」とうなる。体に余分なものがない上、栄養を摂取しながら調整で持ち前のパワーをフルに発揮できる状態にある。三浦自身も「体重が落ちても切れる強いパンチが打てている」と実感している。

 今回はダブル世界戦で、来年の実現を目指す統一戦のターゲット、WBA王者・内山の前に試合が行われる。「一番盛り上がる試合ができたらいい。豪快なKOシーンを見せたい」。KOダイナマイトの異名を持つ内山に負けないKO劇を約束した。

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2013年12月26日のニュース