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大毅負けて防衛…亀田側が経緯公表 前日ルール会議で確認

[ 2013年12月19日 16:47 ]

 国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王者の亀田大毅(亀田)が団体統一戦で判定負けしながら王座にとどまった問題で、亀田ジムの代理人弁護士は19日、勝敗にかかわらず王座を保持することを亀田陣営が把握した経緯について文書で公表し、試合前日のルール会議で確認済みだったと説明した。

 会議は対戦相手の世界ボクシング協会(WBA)王者が計量で体重超過により失格した当日に開かれた。文書によると会議中にIBFのルールブックが両陣営に配られ、IBF規則に従って試合が行われることを確認。亀田側は念のためIBFの立会人にも口頭で確認したという。

 ルール会議後、亀田大が負けた場合に両王座は空位になると発表されたが、IBFの立会人は試合後に前言を翻した。IBFは挑戦者の計量失格なら「王者は勝敗にかかわらずタイトル保持」と規則集に明記している。主管の日本ボクシングコミッション(JBC)は近く資格審査委員会で協議する。

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2013年12月19日のニュース