大毅　挑発一蹴　ソリス３兄弟狩り宣言に「一番弱い俺にも勝てん」

目を合わせることなくフォトセッションを終える亀田大毅（左）とソリス

プロボクシング　ＩＢＦ・ＷＢＡ世界スーパーフライ級王座統一戦 ＩＢＦ王者・亀田大毅―ＷＢＡ王者リボリオ・ソリス

（12月3日 大阪・ボディメーカーコロシアム）
　亀田祭りの調印式が大阪市内のホテルで行われ、ＩＢＦ・ＷＢＡ世界スーパーフライ級王座統一戦に臨むＩＢＦ王者の亀田３兄弟の次男・大毅がＷＢＡ王者ソリスの挑発を一蹴した。

　以前から亀田兄弟との対戦を希望していたソリス。「今回勝って、次は興毅。最後に和毅とやりたい。順番です」と３兄弟狩りを宣言すると、大毅は「俺が（３兄弟で）一番弱いからね。その俺にも勝てんでしょう」と返した。

　ＷＢＡ世界バンタム級王者の興毅が先月の防衛戦で両まぶたを切って苦戦したことから、今回は止血のスペシャリストを招へい。元キューバ代表スタッフで、世界王者のガンボア、リゴンドーらを担当したこともある名カットマンのオスミリ・フェルナンデス氏（４１）がセコンドにつく。また、今回のジャージーにはだるまを描き「何回転んでも起き上がる」（父・史郎氏）との思いを込めた。王座統一へ準備は万全だ。