村田 スパー相手が流血 右ストレート仕上がり手応え
73キロ契約8回戦 村田諒太―デーブ・ピーターソン
(12月6日 東京・両国国技館)
プロ2戦目に臨むロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(27=三迫)が都内の帝拳ジムで練習を公開した。
対戦するデーブ・ピーターソン(27=米国)はフックを得意とする選手で、「真っすぐ中から打っていけるか。最終的に右ストレートで倒したい」と右ストレートをカギに挙げた。オーストラリア人パートナーとの4回のスパーリングでは右の強打でヘッドギアを着けた相手が鼻血を出し、勝負パンチの仕上がりに手応え十分。サラス・トレーナーも「(完成度は)80~88・5%。現在取り組むストレートのパンチにコンビネーションなどを加えていけば、世界王者の道も開ける」と太鼓判を押した。
第2戦用のリングシューズも完成。今回は母校・東洋大カラーの「鉄紺」で「育ててもらった母校への感謝の気持ちと、いつまでも青コーナーの挑戦者の気持ちを忘れない」思いを込めた。
戦い方も足元も固まり、準備は万全だ。
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