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猪木氏渡航は進退問題 民主参院幹部ら批判「話にならない」

[ 2013年11月1日 17:32 ]

 民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は1日の記者会見で、日本維新の会のアントニオ猪木参院議員が参院の許可を得ずに北朝鮮訪問のため渡航したことについて、進退問題につながるとの認識を示した。

 「国会議員がルールを守れないのでは話にならない。懲罰委員会に諮られる前に、政治家として出処進退を考えるべきだ」と述べた。

 参院議院運営委員会の岩城光英委員長(自民党)は記者団に「残念なことで、遺憾だ」と猪木氏を批判した。議運委は5日の理事会で対応を協議する。

 一方、日本維新国会議員団の松野頼久幹事長は「ルールを理解していなかったのかどうかを本人に聞いてから対処する」と述べ、7日の帰国後に猪木氏から事情聴取して対応を決める考えを示した。みんなの党の渡辺喜美代表は会見で「国会を侮辱する罪に匹敵する。日本維新の自浄作用、見識が問われる」と述べた。

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2013年11月1日のニュース