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圧巻KOV2!井岡のこだわり「ボクシング、イコールKO」

[ 2013年9月11日 22:58 ]

4回、左フックを決める井岡(左)

プロボクシング WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 王者・井岡一翔 KO7回2分17秒 クワンタイ・シスモーゼン

(9月11日 大阪・ボディメーカースタジアム)
 プロボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチは11日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、王者の井岡一翔(24=井岡)が挑戦者で同級5位のクワンタイ・シスモーゼン(31=タイ)を7回2分17秒にKOで下し、2度目の防衛に成功した。井岡の通算戦績は13勝9KO。

 力の差を見せつけた。井岡は序盤から上下に打ち分ける巧みな試合運びでクワンタイを圧倒。そして7回、一気にギアを上げた。強烈な左ボディーから左フックを打ち込み挑戦者を沈めた。

 「(KOは)意識していた。ボクシング、イコールKO。自分のボクシング見せたかった」

 全階級で2番目に軽いライトフライ級。パンチ力が魅力の重量級に比べKO決着が少ない階級にあって、技術で成し遂げた世界戦3連続KO勝利に価値がある。同級の日本人の歴代世界王者では具志堅用高(協栄)以来35年ぶりの快挙だった。

 「この階級でいる限り王座のイスは僕のスペースしか空いてないんで。僕にしかできないことを証明していきたい」とこれからもKOにこだわり続ける。

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2013年9月11日のニュース