角谷　世界初挑戦の日程変更、前向き「対策立てる時間もらえた」

ＷＢＣ世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者アドリアン・エルナンデス―同級１２位・角谷淳志

（8月31日 メキシコ）
　世界初挑戦する角谷が所属する金沢ジムは１９日、日程変更を発表した。当初は８月１０日の予定だったが、放映する現地テレビ局の都合により、３週間延期されて３１日（日本時間９月１日）となった。

　金沢会長は「（最初の日程では）時間がないと思っていた。この日程なら、しっかりスパーをやれる」と歓迎。本人は「すでに減量に入っていたので…」と戸惑いながらも「いろいろ対策を立てる時間がもらえた」と前向きに話した。

　この日は母校の兵庫・篠山（ささやま）産業高校東雲（しののめ）分校（現・篠山東雲高）から丹後政俊校長と後輩２人が激励に駆けつけた。角谷は「凄くうれしいし、励みになる」と３ラウンドのスパーで軽快な動きを披露した。