石田 8・4再起戦!ロンドン金の村田にライバル心
ノンタイトル10回戦 石田順裕―エリー・パンガリブアン
(8月4日 大阪・IMPホール)
3月にモナコでWBAミドル級世界戦に挑みTKO負けした元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(37=グリーンツダ)が17日、大阪市内の同ジムで会見。8月4日にインドネシア選手のエリー・パンガリブアン(30)と再起戦を戦うことを発表した。
一度は引退に傾いていた石田が現役続行を決めたのは、この一言がすべてだった。「村田(涼太)くんと試合がしたい」。ロンドン五輪ミドル級金メダルをひっさげて4月にプロ転向した日本重量級のホープはそれほどの存在。石田にも、長らく日本の重量級を支えてきた自負があっても、これまで海外を拠点にしてきたため「日本で知名度がない」と嘆く。村田との重量級日本人対決が実現すれば、知名度アップは確実だ。
陣営は年内にも東京で復帰第2戦を行う予定。「まずこのクラスで日本人最強を証明したい」と“夢のカード”をできるだけ早くやりたい考えだ。今年38歳を迎える石田にとって、今後は1戦1戦が勝負となる。
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