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怪物井上8月日本王座挑戦 プロ4戦目で勝てば最速タイ

[ 2013年5月20日 06:00 ]

井上尚弥(中央)は、挑戦する日本ライトフライ級チャンピオン・田口良一(右)とリング上で決意を語る。左は高野人母美

 高校時代に史上初のアマ7冠となった日本ライトフライ級1位の井上尚弥(20=大橋)が8月、同級日本王者の田口良一(26=ワタナベ)に挑戦することを表明した。1952年に白井義男が日本人初の世界王者となった19日に毎年行われる「ボクシングの日」のイベント(東京・後楽園ホール)で、ファンの前で報告。両者は既に対戦で合意し、日時と場所を最終調整中だ。

 プロ4戦目での日本王座獲得となれば、平仲明信、辰吉丈一郎と並ぶ国内最速記録。井上は「辰吉選手以来の記録もあるし、上に行くチャンスなので勝ちたい。自信は100%ある」と意欲を見せた。一方、王者の田口は「強い相手だが、勝ってお金も知名度も手に入れたい」と野心をむき出しにした。

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