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挑戦者ウィサヌ「息苦しくなった。パンチが速かった」

[ 2013年5月8日 21:58 ]

プロボクシング WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 ○王者・井岡一翔 9回KO ウィサヌ・ゴーキャットジム●

(5月8日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 強烈なボディーで沈められた挑戦者のウィサヌは、後半に打ち返す粘りも見せ「同じくらい効いていたと思う」と悔しさを押し殺した。

 それでも「井岡は上手。パンチが速くて、コンビネーションもうまかった」と王者の強さを素直に認めた。プロ54戦目の29歳は、もっとパワーがあった時代を懐かしみ「2、3年前に出会えていたら」と嘆くしかなかった。

 ▼大橋秀行・日本プロボクシング協会会長の話 2人ともボクシングの面白さを見せてくれた試合だった。KOパンチはともにタイミングと度胸の良さが光った。

 ▼八重樫東(WBCフライ級王者)の話 宮崎選手のパンチは切れがあった。井岡選手は2階級制覇してるだけあって、ベテラン相手でも貫禄の試合運びだった。

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2013年5月8日のニュース