内山にスーパーベルト　ＷＢＡがＶ７高評価

ベルトとトロフィーを手に笑顔の内山

プロボクシング　ＷＢＡ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ１２回戦 王者・内山高志　ＫＯ５回２分１５秒　ハイデル・パーラ

（5月6日 東京・大田区総合体育館）
　ＷＢＡは６日付の公式サイトで、７連続防衛に成功した同世界スーパーフェザー級王者の内山高志（３３＝ワタナベ）にスーパーベルトを贈ると発表した。５～１０回連続で防衛した王者に贈る名誉あるベルトで、スーパーフェザー級は６０年代に１０度防衛した名王者フラッシュ・エロルデ（フィリピン）の名を冠している。６日のパーラ戦で左ボディー１発で５回ＫＯ勝ち。世界戦は８戦中７戦ＫＯ勝利の内容が評価された。

　一夜明けて都内で会見した内山は右目下に腫れが残り「うれしさと（序盤でジャブをもらって）まだまだという気持ちの半々です」と喜びは控えめだった。今後については「統一戦もしたいし、強い挑戦者と防衛戦もしたい」とＷＢＣ王者の三浦隆司（帝拳）との王座統一戦にあらためて興味を示した。