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井岡 スタミナ勝負や マラソン選手並み心拍数

[ 2013年5月7日 06:00 ]

ウィサヌ(奥)の前で検診を受ける井岡

プロボクシング WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦 王者・井岡一翔―ウィサヌ・ゴーキャットジム

(5月8日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 ダブル世界戦の予備検診が大阪市内で行われ、4者とも異常なしと診断された。井岡の心拍数は39。ライトフライ級に復帰した昨年大みそかの53から進化した。

 マラソン選手並みの数字はトレーニングの成果で、朝10キロ、夕方4キロ走るのが日課。試合直前は距離を短縮するが、朝に瞬発力強化を意識してダッシュ中心に6キロ走る。「数字は気にしてない」と話すが、スタミナを蓄えて万全の態勢に仕上げた。

 この日はウィサヌと初対面だったが「印象は特にない」と余計な先入観をリングには持ち込まない。細かい対策を講じるより、自らのスタイルを貫くことに重きを置いている。「やることはやってきた。いいパフォーマンスを見せたい」。豊富なスタミナを武器に、KOチャンスを確実に捉える。

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2013年5月7日のニュース