全日 武藤会長が社長復帰へ、立て直し図る
全日本プロレスの内田雅之社長(50)が都内で会見し、武藤敬司会長(50)に代表権を譲渡する方向で白石伸生オーナー(40)と話し合いが進んでいることを明かした。
10日前に3者で話し合い、内田氏は「いろんな方面から白石さんの(過激な改革)発言などで不安が立っており、選手たちへの影響もよくないから」と経緯を説明。「私の代表権を武藤会長に戻して武藤会長の力で全日本を立て直してもらいたい」と意向を明かした。白石オーナーも所有する全日本プロレスシステムズの株式すべてを武藤に譲渡することで合意したという。
武藤は11年5月29日にブードゥー・マーダーズのスーパーヘイト(平井伸和)にTARUらが暴行し、試合後に「急性硬膜下血腫」で緊急手術を受けた事件の責任を取って社長を辞任していた。株式譲渡が実現すれば、5月いっぱいで内田社長が辞任し、武藤が社長に復帰して新体制に移行する。
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