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五十嵐 八重樫討ちへ堂々「隠すことない」アマ時代全勝

[ 2013年3月31日 06:00 ]

公開練習でミットにパンチを叩きこむ五十嵐

WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者 五十嵐俊幸VS同級6位 八重樫東

(4月8日 東京・両国国技館)
 2度目の防衛戦となるWBC世界フライ級王者の五十嵐は30日、都内で練習を公開し、フィリピン人パートナー相手に2回のスパーリングを行った。八重樫陣営の大橋秀行会長と松本好二トレーナーが敵情視察に訪れる中、持ち味の足を使ったアウトボクシングと接近戦をいずれも披露。「特に隠すことはない」と堂々と手の内をさらした。

 1学年上の八重樫とはアマチュア時代に計4度対戦して全勝。「10年前のことなので優位とは思わないが、相性はいいかなと思う。勝てる自信は持っている」。慢心はないが、心に余裕はある。

 大橋会長は視察後に「(八重樫の)勝利を確信しました」と言って引き揚げ「八重樫をさばき切ることはできないだろう。中盤から、打ち合いの消耗戦になると思う」と予想したが、揺さぶりをかける挑戦者陣営のジャブにも、五十嵐は「惑わされないようにしたい」と冷静だった。

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2013年3月31日のニュース