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大毅 余裕の計量パスも元王者「日本は寒い。落ちません」

[ 2013年3月9日 06:00 ]

自らおもりを触り、計り直す亀田大毅

ダブル世界前哨戦54・7キロ契約 亀田大毅(24=亀田)―ファウスティーノ・クプル(28=メキシコ)

(3月9日 横浜文化体育館)
 亀田3兄弟の次男でWBA世界スーパーフライ級2位の大毅と三男でWBC世界バンタム級4位の和毅によるダブル世界前哨戦の前日計量が都内で行われた。

 大毅は当初の契約体重54キロを余裕でパスする53・6キロで「減量は今回が一番うまくいった」と自信を見せた。最近は55キロ契約で戦ってきたが、本来の階級から1つ上のバンタム級(53・52キロ)近くまで落とし「この体重で練習通り動ければ見えてくるものがある」と次戦の世界挑戦を見据えた。

 そんな大毅のやる気に水を差したのが元北米フライ級王者クプルだ。1回目55キロと1キロも超過。サウナにこもり2時間後に再計量したがパンツを脱いでも54・7キロ。話し合いの末、54・7キロ契約に変更し開催されることになったが、クプルは「日本は寒い。落ちません」と情けない返事をするだけだった。

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