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両膝負傷、神経麻痺、がん…小橋は限界と闘ってきた

[ 2012年12月10日 06:00 ]

引退を表明、リングの感触を確かめる小橋

 9日、両国国技館で引退を表明した小橋建太(45)。そのレスラー人生は、ケガ、病気、そして限界との闘いの連続だった。

 ◇小橋限界アラカルト

 ☆膝のケガ 00年1月から右膝を負傷。02年2月17日の日本武道館大会で復帰したがその復帰戦で今度は左膝を負傷し欠場。

 ☆腎臓がん 06年6月29日の精密検査で腎臓がんが発見され、同7月に摘出手術を受けて成功。07年12月2日の日本武道館で復帰した。

 ☆右手と両肘 08年9月9日に右腕遅発性尺骨神経麻痺(まひ)、両肘関節遊離体を手術し欠場。09年3月1日の日本武道館で173日ぶりに復帰し、勝利を収めた。10年1月5日に肘部管症候群で再び欠場。11年7月に復帰した。

 ☆すねと右膝 12年2月19日、東日本大震災復興支援チャリティープロレスの試合中に左脛(けい)骨骨折と右膝内側側副じん帯損傷ならびに右脛骨挫傷を発症し欠場した。現在に至る。

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