赤穂　初勝利ファイトマネーで購入の愛犬にＫＯ誓う

愛犬レオを抱く赤穂

ＷＢＣ世界スーパーフライ級タイトルマッチ 佐藤洋太ＶＳ赤穂亮

（12月31日 東京・大田区総合体育館）
　“ワン”パンチＫＯで王座奪取だ。世界初挑戦の赤穂亮（２６＝横浜光）が７日、横浜市内でスパーリングを公開し「僕が勝つなら豪快なＫＯ」と宣言した。

　この日は０７年８月の８回戦で初勝利した際のファイトマネー１０万円に貯金を合わせ２０万円で購入したチワワのレオ（５）を従えて登場。「向こうは亀らしい」と王者・佐藤洋太（２８＝協栄）が亀を飼育していることにライバル心を見せつつ「俺はこいつに死なれたらまずい」と王座奪取してもう１匹、“家族”を増やすプランを描いている。愛犬を抱いて、こわもての顔を緩めると「話す時は赤ちゃん言葉」という口調で「世界王者になっておいちいドッグフード食べようね」とレオ君に約束した。

　スパーリングでは約５年前まで自身のトレーナを務めた元ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者・ロイヤル小林氏直伝の左ボディー打ちも披露し「これで勝つのが理想」と愛犬のためにも宝刀を磨き続ける。